ヤビツ峠


神奈川ローディの定番コース、ヤビツ峠。
チャリ乗りとして制覇しなければならない登竜門だ。

■コース概要

神奈川県西部のヒルクライムのメッカ。週末になると数多くのサイクリストが上っている。
国道246号線、秦野市の名古木交差点がスタート。県道70号線を上っていく。
しばらく進むと1キロ弱続く蓑毛の坂に突入、ここが最大の難関となる。そこをクリアすればあとは緩急入り交ざった坂が続いていく。
峠の頂上には自動販売機があり、ドリンクを補給できる。(500mlペットが200円なので注意)

■コースデータ


コース長 11.3Km
ゴール付近との標高差 667m
平均斜度 5.9%
最大斜度 12%(推定)

■体験記

上りをロングライドしてみたいときによい。峠付近で周囲を見渡すと、とても景色がよく、気持ちいい。(体力が残っていれば)
蓑毛の坂はきついが、そこをクリアすれば大きな難関は無い。完走するだけならビギナーでもいけるはずだ。
最近は友人達とヤビツ峠のタイムアタックを実施している。45分前後のタイムを目標として上る場合の目標ラップを赤字で記述しておく。

上り切った後、Uターンして戻るのも何なので、時間に余裕があればそのまま進んで宮が瀬湖経由で帰ろう。
こちらの道は狭く、舗装状態が悪い箇所があり、バイクやクルマもけっこう通るので注意しよう。


神奈川県秦野市、国道246号線の「名古木(ながぬき)」の交差点を、東京方面に向かって左折する。
ここがスタート!


いきなりやってくる10%の上り。まだ序の口だ。
タイムを狙う時は迷わずアタック。調子の悪いときはマイペースで上ろう。
右手にゆば料理のお店があるので、「ゆばの上り」と名付けた。


「ゆばの上り」をクリアすると左手にampmがある。
この交差点が最後の信号となる。
ここを待ち合わせ場所兼スタート地点にしてアタックするクライマーも多し。
5分アンダーのタイムで通過しよう。


鳥居を分離帯にして一瞬だけ左右に道が分かれる。
このあたりから傾斜がきつくなるため、前半の踏ん張りどころだ。


ヤビツ峠までの最大の難所がここ、「蓑毛の上り」だ。
推定12%の上りが1キロ弱続く。
シッティングとダンシングを交えて乗り切れ。

蓑毛の急勾配を上りきったところにある蓑毛バス停。
こんなところで休息してはいけない。峠はまだまだ続く。


蓑毛バス停付近から右を見ると、浅間林道の入り口がある。(本コースではありません)
ここから大山方面へ抜けることもできるので、帰り道はこっちから行ってもよい。


「蓑毛の上り」をクリアしたと思ったら、また10%の上りが100mほど。
調子が悪いときは、このダブルパンチが効く。
路面にはマルが彫られていて、石畳っぽい感じが味わえる。


「蓑毛の上り」「石畳の上り」をクリアしたらしばらく緩斜面が続く。アタックのかけどころだ。
林に囲まれて気持ちいい箇所がいくつかある。
が、写真の場所のように路面が荒れているところもあり、疲れていると足にくる。


「浅間神社」付近。このあたりが中間地点だ。
この先はやや急勾配になる。中盤の踏ん張りどころ。


展望台付近。
やられている時は休みたくなるが、チラ見して通過すべし。


10キロ地点。
写真を見てもらえば分かるように、けっこう先の方まで見通せる。
視覚的にはなぜか平らに近く見えるが、実はけっこう上っており、足が残っていないと辛い。
最後の難関。気合で乗り切れ!


10キロ地点の坂を乗り切った後、またちょっとした上り。
これをクリアしたらもうほとんど上りらしい上りは無い。


駐車スペースが見えたらゴールは目前。
右に曲がれば峠の頂上だ。ダンシングで鞭を入れろ。


峠の最高点付近。左でピースしてるのは自転車部の部長。右は疲労困憊のオレ。


初登頂の時の記念写真。ハイキングしに来た人達も多い。


ヤビツ峠を過ぎ、清川村方面へしばらく行くと、湧き水を補給できるポイントがある。
何本ものペットボトルに入れてごっそり持ち帰るヒトもいる。


ヤビツ峠〜清川村道中のショット。景色がキレー。

■コースマップ



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