<ロードバイク改造記録>
5.9Speed化計画(その2)


9Speed化に向けて、パーツ集めは完了した。
あとは組みあげるのみだ。
不確定要素に不安を抱きながらも、マイホーム自転車工房で作業を開始した。

1.スプロケットの装着 タダでもらったスプロケットを装着する。
必要な工具の調達や装着手順は「ツールド美ヶ原ヒルクライム対策」で実践済み。
2.タイヤの取りつけ

ホイールにタイヤを取りつける。
ここで登場するのが、超スグレもの「チューブラーテープ」だ。
チューブラータイヤといえば、リムセメントのべとべと感がイヤで敬遠されがちだが、こいつを使えばとってもスムーズなタイヤ装着が可能となる。ちょっと高価だが、効果も絶大だ!

写真上:バルブホールからリムにテープを貼っていく。テープ幅はほぼリム幅に等しい。

写真下:テープを貼り終えたら、少しだけ剥離フィルムを外側へめくっておく。

写真下:タイヤを装着してセンター出ししたら、剥離フィルムを引き抜く。
3.パーツ外し フレームからパーツを外す。
長らく苦難を共にしたRX−100コンポパーツともさようなら。
4.アウターストッパーの装着 旧ダブルレバー(シフトレバー)の位置にアウターストッパーを装着。ヘキサレンチ一本で完了。
5.フロントディレーラーの装着 フロントディレーラーはバンド式。
とりあえず仮止めして、フロントギアの調整の時にしっかりと装着する。
6.リアディレーラーの装着 これもヘキサレンチ一本で完了。
フレームに直付けするため、ネジ山をなめないように注意が必要だ。
7.ハンドル&STIレバーの装着 ハンドルとSTIレバーを装着。
シフトワイヤーを付けるときはSTIのシフト位置が重要になるのでマニュアルをちゃんと読んでやろう。(リア側はトップのポジションにしてからワイヤをつける)
オレは最初いいかげんなポジションでワイヤを引いてしまったため、リアがまともにギアチェンジしなかった。
8.失敗その1
 「チェーンの長さ」
チェーンの長さについてはリサーチが足りなかった。
たぶん購入時の長さのままで大丈夫だろうと思ってピンをつないだところ、長すぎてぜんぜんダメ。ゆるゆるになってしまった。
アウター&トップのポジションで、リアディレーラーのふたつのプーリーが地面と垂直になるようにチェーンの長さを調整する必要がある。(詳しくはマニュアルを見よう)
この失敗のおかげで、チェーンに付属していたふたつのコネクティングピンを消費。
9.失敗その2
 「バーテープの長さ」
バーテープはケチって古いものを巻き直そうと考えていた。
しかしハンドルバーがアナトミック形状に変わったことと、ハンドル幅がやや広がったため、バーテープの長さが足りず。
仕方なく応急処置でエアキャップを巻く事にした。カッコ悪いけど感触はけっこういい。


という訳で、自転車購入以来最大の9Speed化プロジェクトは終了。
ホイールが新品になったため走りはとても滑らかになり、
手元でシフトできるようになったためとっても便利になった。
早速、峠を走ってみると・・うーむ・・。
ホイールの恩恵で終盤にやや粘りが出てきた気もするが、
スプロケットが最大23Tに戻ってしまったので、より辛くなった気がする。

よって、このプロジェクトを総括すると、カネかけた割りに走りに劇的変化なし。
だが、オレの自転車が、世間の標準スペックにようやく追いついたのだ。
ただそれだけー。やっぱ自転車はエンジンが大切っす。


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